後遺障害12級13号が認定され、裁判基準で解決した事例

ご相談内容

信号のある交差点を、進行方向の信号が青であることを確認したうえで自転車で横断していたところ、右折車両にはねられ、脛骨高原骨折の傷害を負った事案です。

事故後、救急搬送され、約1か月間入院加療した後、約1年通院加療したところで、相手方の損害保険会社から症状固定の話が出たことをきっかけに、その後の示談交渉等について弊所にご相談に来られました。

項目	サポート前	サポート後	増額幅
後遺障害等級	–	12級	–
入通院慰謝料	0	180	180
休業損害	0	100	100
逸失利益	0	320	320
後遺障害慰謝料	0	250	250
合計	0	850	850
単位:万円

依頼者の方が、通院加療を終了することについてご納得されていたため、主治医の先生に後遺障害診断書を作成いただき、弁護士が代理人として被害者請求による後遺障害の等級認定申請を行いました。

その結果、脛骨高原骨折後の膝関節痛、膝外側のしびれ、知覚脱失等の症状について、「局部に頑固な神経症状を残すもの」として後遺障害12級13号が認定されましたので、同認定に基づき損害額を算定し、相手方との示談交渉を行いました。

相手方の損害保険会社に損害額を示して示談の提示をしたところ、相手方も代理人弁護士に委任をしたため、具体的な示談交渉は代理人弁護士と行うこととなりました。

交渉の結果、入通院慰謝料、休業損害、逸失利益及び後遺障害慰謝料について、全て裁判基準での賠償を得ることができました。

COVID-19（新型コロナウイルス感染症）の影響で各所の対応が遅れ、後遺障害の等級認定や相手方の損害保険会社からの回答を得るまでに通常以上に時間がかかりましたが、それでも7か月程度でスムーズに、かつ裁判基準での解決ができた事案です。

弁護士にご依頼いただくことで、迅速に適切な解決が可能となる典型的な一例でした。後遺障害の等級が認定される場合には特に、弁護士に依頼することで示談金額が大幅に上がるケースがありますので、まずはお気軽にご相談ください。